飲食店の開業ステップ②|コンセプトと業種の決め方|市場調査・ターゲット設定・業態選定の実践ガイド

この記事は約3分で読めます。

「誰に・何を・いくらで・どんな体験を」──この一文が固まれば、物件・設計・メニュー・人員までブレません。ステップ②では、コンセプト設計→市場調査→ターゲット/価格帯→業態仮決めの順で固めます。

① コンセプトを1行で言い切る

型:◯◯な人に△△を□□分で¥××〜で提供。特徴は●●
  • “誰に(客層/利用シーン)”が具体
  • “何を(主力)”が明確(写真1枚で伝わる)
  • “体験時間”を決め回転率を制御
  • “価格レンジ”と理由(家賃/競合/価値)

② 市場調査の即実務

調査項目手順基準
商圏/人流最寄駅1km・昼夜/平日休日で観察昼>夜ならランチ軸、夜軸なら客単価UP
競合上位3店の価格/提供時間/レビュー差別化は「時間」「量」「体験」のどれか
家賃坪@相場×想定坪数家賃は売上の8〜12%が目安

③ ターゲットと価格帯の整合

価格は客層に合わせ、家賃は立地に合わせる(逆をやるとリピートが崩れる)。

注意:家賃から逆算して単価を吊り上げると、レビュー/再訪率が落ち、広告依存体質になります。

④ 業態を仮決め(運用設計までセット)

項目決める内容狙い
調理方式焼き/揚げ/煮・半加工/フルスクラッチ香り/音で体験差別化 or 安定供給
提供時間上限◯分(例:7分)ピーク回転 2.0〜2.5回/時を設計
席構成カウンター◯席/テーブル◯卓滞在時間コントロール
主力写真で“1秒理解”できるメイン1つ指名買いをつくる

⑤ ミニ試算で現実チェック

  • 客単価:¥◯◯◯
  • ピーク回転:◯回/時 × 席数
  • 日商:昼+夜の合算(最低/目標/上振れ)
  • 原価率:主力基準で◯%(副菜含めて±3%)
次ステップへ: 設計/見積りに進む前に、この“1枚企画書”を作っておくとムダが出ません。

コメント