「誰に・何を・いくらで・どんな体験を」──この一文が固まれば、物件・設計・メニュー・人員までブレません。ステップ②では、コンセプト設計→市場調査→ターゲット/価格帯→業態仮決めの順で固めます。
① コンセプトを1行で言い切る
型:「◯◯な人に、△△を、□□分で、¥××〜で提供。特徴は●●」
- “誰に(客層/利用シーン)”が具体
- “何を(主力)”が明確(写真1枚で伝わる)
- “体験時間”を決め回転率を制御
- “価格レンジ”と理由(家賃/競合/価値)
② 市場調査の即実務
| 調査項目 | 手順 | 基準 |
|---|---|---|
| 商圏/人流 | 最寄駅1km・昼夜/平日休日で観察 | 昼>夜ならランチ軸、夜軸なら客単価UP |
| 競合 | 上位3店の価格/提供時間/レビュー | 差別化は「時間」「量」「体験」のどれか |
| 家賃 | 坪@相場×想定坪数 | 家賃は売上の8〜12%が目安 |
③ ターゲットと価格帯の整合
価格は客層に合わせ、家賃は立地に合わせる(逆をやるとリピートが崩れる)。
注意:家賃から逆算して単価を吊り上げると、レビュー/再訪率が落ち、広告依存体質になります。
④ 業態を仮決め(運用設計までセット)
| 項目 | 決める内容 | 狙い |
|---|---|---|
| 調理方式 | 焼き/揚げ/煮・半加工/フルスクラッチ | 香り/音で体験差別化 or 安定供給 |
| 提供時間 | 上限◯分(例:7分) | ピーク回転 2.0〜2.5回/時を設計 |
| 席構成 | カウンター◯席/テーブル◯卓 | 滞在時間コントロール |
| 主力 | 写真で“1秒理解”できるメイン1つ | 指名買いをつくる |
⑤ ミニ試算で現実チェック
- 客単価:¥◯◯◯
- ピーク回転:◯回/時 × 席数
- 日商:昼+夜の合算(最低/目標/上振れ)
- 原価率:主力基準で◯%(副菜含めて±3%)
次ステップへ: 設計/見積りに進む前に、この“1枚企画書”を作っておくとムダが出ません。


コメント