美容室の開業ステップ⑨
店舗ブランディングと差別化戦略
「どの美容室も同じ」に見える時代。 お客様に“選ばれる理由”をつくることが、ブランディングの第一歩です。
1. ブランディングの基本構造
美容室のブランディングとは「世界観 × 体験 × 継続」です。 デザインやロゴだけでなく、接客・香り・音楽まですべてがブランド要素になります。
- 「何を」ではなく「なぜ」選ばれるかを明確にする
- 体験を通して印象を統一する
- 一貫したメッセージで発信を続ける
2. ターゲット設定と市場ポジション
万人受けを狙うよりも、「誰に響くか」を明確にすると強いファンが生まれます。
| ターゲット層 | 特徴 | 訴求ポイント |
|---|---|---|
| 20代女性 | トレンド・価格重視 | リール動画×透明感カラー訴求 |
| 30〜40代女性 | 時短・再現性・安心感 | 丁寧なカウンセリング・時短カット |
| 男性客 | 清潔感・スタイリング提案 | メンズ特化ブース・眉カット併設 |
3. コンセプト設計の手順
- 理想顧客像の明確化: どんな人に来てほしいかを設定
- 提供価値の定義: 他店にはない強みを言語化
- ブランドワード作成: 「○○な人のための美容室」などで印象固定
- デザイン・接客・発信を統一: 体験全体で世界観を形成
例:「髪を通して日常を整える“リセット空間”」など、感情に響く言葉が◎。
4. 店舗デザインと世界観づくり
インテリアや照明は「ブランド体験」の中核です。 内装と音楽・香りを一体化させることで、“印象が残る空間”になります。
- 照明: 影を作らない自然光LEDで撮影にも対応
- 香り: エントランスでブランドアロマを固定
- 音楽: BGMのテンポを時間帯で変化
- 色使い: ブランドカラーを統一(ロゴ・壁・POP)
5. SNS・WEBでのブランディング展開
- Instagramでは「ビジュアル統一+ストーリー訴求」
- TikTokでは「施術の音・雰囲気」を動画化
- Googleビジネスで「雰囲気写真+口コミ返信」
- 自社HPでは「想いと世界観」を文章で明確化
SNSと店内の印象を一致させると“想像通りのお店”として信頼が上がります。
6. 差別化を継続させる仕組み
- 季節・トレンドごとにビジュアル更新
- 「ブランドノート」を作成して理念共有
- 定期的にコンセプトを見直し、古さを防ぐ
- 口コミ・レビューを“新しい発信素材”に再利用
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