フィットネスジムの開業ステップ③
マシン選定と導入費用の目安
ターゲット層・店舗規模・坪数から逆算して、必要なマシン構成を考えます。
台数・配置・リース活用までを実例を交えて整理しましょう。
この記事の結論
- 比率は「理想」より「混雑しやすい機種」を先に押さえる
- 導入費は新品+中古のミックスで最適化しやすい
- 搬入・床補強・電気の段取りで失敗を減らせる
1. マシン構成の基本(カーディオ/ウェイト比率)
マシン構成は「カーディオ系(有酸素)」「ウェイト系(筋トレ)」「フリーウェイト」「ストレッチ」の4カテゴリに分類します。 ここで大事なのは、“見た目の充実”より“使われ方”です。
考え方のコツ
「理想の比率」を決めてから埋めるより、混雑しやすい機種(ランニング・ラットプル等)を先に確保すると失敗しにくいです。
| 店舗タイプ | カーディオ | ウェイト | フリー |
|---|---|---|---|
| 24時間ジム | 30〜40% | 40〜50% | 10〜20% |
| パーソナルジム | 10% | 60% | 30% |
| 女性専用ジム | 50% | 30% | 20% |
客層に合わせた比率を意識しつつ、使用頻度が高い機種から導入しましょう。
2. 導入費用の目安(新品・中古・リース)
- 新品マシン: 1台あたり約40〜150万円
- 中古マシン: 1台あたり約15〜60万円(状態により変動)
- リース契約: 初期費用0円で導入可。5年契約が主流。
目安(50坪・24時間ジムの例)
マシン導入費は約700〜1200万円が目安です。
導入コストを抑えるには、中古と新品を組み合わせるのも有効です。
リースは初期負担が軽い一方で、総支払額と中途解約条件を必ず確認しましょう。
3. 配置計画のコツ(動線・安全・視認性)
- ランニングマシンは入口側に置き、外からの視認性を高める
- マシン間は最低60cm以上の間隔を確保
- 動線上に鏡やストレッチゾーンを置くと離脱率が低下しやすい
- スタッフの視線で全エリアを見渡せる配置が理想
無人ジムの注意点
防犯カメラと死角対策は、クレーム予防の最重要ポイントです。入口〜フリー〜更衣の“抜け道”を作らない配置に。
4. 納品・搬入・床補強の段取り
マシン搬入は1台あたり200〜300kg以上になることもあります。床荷重・搬入経路・段差を事前に確認しましょう。
- エレベーターサイズ・搬入口の高さを確認
- 床補強: 部分的に合板2枚貼り or 鉄板補強で耐荷重確保
- 納品スケジュールは電気工事・照明設置後に設定
「先に搬入してから内装」だと、傷・粉塵・移設で二度手間になりやすいです。 段取り勝ちがコスト勝ちです。
5. メンテナンスと故障ダウン対策
- 主要マシンには年1〜2回の保守点検契約を付与
- ランニングマシンのベルト交換周期:2〜3年
- 自動停止センサーや緊急スイッチは毎月テスト
- 予備機1台を確保するとクレームを防ぎやすい
運営で差が出るポイント
故障が出たときに「何日止まるか」が信用を左右します。
復旧までの連絡フロー(業者・部品・代替)を最初に決めておくと強いです。
6. 次のステップ:料金設計・会員プランへ
次回ステップ④では、月会費・初期費用・キャンペーン戦略の立て方を紹介します。 ここまで固まると、収支が現実味を帯びてきます。
ジム設備の導入・施工、まとめて相談できます
図面がなくてもOK。写真とだいたいの寸法があれば、概算と進め方をお伝えできます。
※ 返信の目安:24時間以内(混雑時は順次)


コメント