フィットネスジムの開業ステップ⑨
人材採用・教育・シフト設計(評価制度/離職防止)
ジムの成功は「人」で決まる。スタッフ採用から教育・評価・シフト設計まで、長く働ける環境を作る実務ノウハウをまとめます。
1. 採用戦略:誰をどう採るか
- 正社員:店長候補・パーソナルトレーナー・運営管理層。
- アルバイト:受付・清掃・補助業務・SNS担当。
- 採用媒体:Indeed/リジョブ/ジムスタッフ専門サイト。
- スカウト:Instagram・TikTokでトレーナー発掘。
採用ページには「写真+1日の流れ+やりがい」を必ず掲載。
2. 教育設計:1ヶ月・3ヶ月・半年のロードマップ
- 初月:マシン操作/接客マナー/安全・衛生ルール習得。
- 3ヶ月:トレーニング知識/SNS発信/会員フォロー。
- 6ヶ月:新規会員案内・カウンセリング対応・イベント運営。
教育はOJT中心でOK。ただしチェックリスト化して「誰でも教えられる仕組み」に。
3. シフト・人員配置の最適化
- 繁忙時間:平日17〜21時/土日10〜14時に重点配置。
- 1時間あたりの会員利用人数×対応可能スタッフ数で逆算。
- 受付・トレーナー・清掃で役割分担を明確に。
- シフト管理は「シフオプ」「ジョブカン」などの自動化ツールを活用。
4. 評価制度・報酬の設計
- 売上・接客・口コミ・清掃・提案数の5項目で定量評価。
- 「ありがとうカード」などの社内評価を可視化。
- 歩合制導入例:売上の3〜5%をインセンティブ。
- 昇給基準を月次・四半期ごとに設定。
曖昧な評価は不満の原因。基準を数値化+共有することが離職防止に直結。
5. 離職防止とモチベーション維持
- 定期1on1面談(月1回)で不満を早期キャッチ。
- 目標共有会:店舗目標をチーム全体で可視化。
- 福利厚生:ジム無料利用/家族割引/資格支援。
- 表彰制度:「ベストトレーナー賞」など年2回開催。
「認められている」感覚を与える仕組みが最強の離職防止策です。
6. 組織文化の育て方
- 朝礼で「昨日のありがとう共有」
- クレームは個人責任でなく「チーム改善」に変換。
- 社内LINEで「成果報告」や「お客様の声」を共有。
- 店長が姿勢で示す:遅刻・掃除・笑顔・言葉遣い。
文化は「言葉」より「習慣」。小さな行動が信頼を作ります。
7. 次のステップ:管理者育成とリーダー制度
次回ステップ⑩では、店長・副店長・エリアマネージャーを育てる「管理層の育成マニュアルと評価制度設計」を解説します。
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