小売店の開業ステップ⑧
運営・スタッフ教育とPDCA体制
店舗がオープンして終わりではありません。
売上・接客・在庫・人材、それぞれの“現場の回し方”を仕組み化していくことが、安定した運営の鍵です。
1. スタッフ教育の基本設計
- 業務マニュアル:開店準備・接客・閉店作業まで写真付きで可視化
- 研修フロー:OJT(現場指導)+チェックリスト形式で管理
- 評価制度:勤務態度+販売実績を月1回フィードバック
「できていないスタッフを責める」よりも「教えられる仕組みを整える」方が長期的に定着します。
2. シフトと人件費のバランス
| 区分 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| ピーク時 | 2〜3名体制 | 販売+補充を分担 |
| アイドルタイム | 1名運営 | 在庫整理・発注作業を中心に |
| 閉店前後 | 1〜2名 | 清掃+レジ締めを分担 |
売上に対して人件費率が25〜30%を超えると、利益圧迫のサインです。
3. 在庫と発注管理の仕組み化
- 在庫表を毎日更新(SKU単位)
- 自動発注システム(Excel・GoogleスプレッドでもOK)を導入
- 週1回の棚卸しを習慣化
「売れ筋」と「死に筋」をデータで把握できる体制を早期に整えましょう。
4. PDCA(改善)サイクル
- Plan: 月間売上・客数・在庫目標を設定
- Do: 販促や接客の実施
- Check: 結果をデータで確認
- Action: 改善案を次週に反映
週単位で数字を振り返る「ミニPDCA」が最も効果的です。
5. 管理ツールのおすすめ
- Googleスプレッドシート:売上・在庫・人件費の共有
- LINE WORKS / Chatwork:スタッフ連絡・報告
- Canva:POPやSNS画像の簡易デザイン

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