名古屋でコインランドリーを開業する排水・電源工事のリアルな落とし穴
名古屋でコインランドリーを開業しようとしたとき、最初に悩むのは家賃や立地よりも「この物件で設備工事ができるのか?」という点です。特に排水設備、200V電源の確保、乾燥機の排気ルートの3つは、コインランドリー特有の重要ポイントです。私は現場で、「物件は安く借りられたのに、排水管が細くて使えなかった」「乾燥機の排気で近隣クレームが出た」「途中で電源容量変更工事が発生し、費用が倍になった」という相談を何度も受けました。
コインランドリーは一度に大量の水を流すため、排水管の口径が重要になります。一般的な事務所物件では40A(約40mm)程度の排水管しかなく、ランドリー向けには不足するケースが多くあります。50A〜75Aの太い排水管と、適切な勾配を確保できないと、髪の毛や洗剤が詰まって逆流する原因になります。床をかさ上げして排水ルートを確保することもありますが、その場合は高さ120〜150mmは必要です。
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【コインランドリー工事で確認する4つの設備】
1. 排水管の太さと勾配(50A以上が望ましい)
2. 200V専用回路の本数と契約容量
3. 乾燥機の排気ルート(屋外 or ダクト上げ)
4. 換気量と給気バランスの確認
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電源容量についても注意が必要です。業務用乾燥機は1台あたり200V30A前後の専用回路が必要になり、複数台配置する場合は100Aを超えることもよくあります。名古屋市の一部テナントでは、既存幹線が細く容量変更できないケースもあり、その場合は幹線引き直し工事で30〜50万円かかることもあります。これは物件契約前に確認しておくべき最も重要なポイントの一つです。
乾燥機の排気についても、近隣クレームにつながりやすい注意点があります。排気が直接歩道や隣の店舗に向かうと、高温の熱風が問題となり、トラブルになるケースが多いです。排気を屋上に逃がすか、高さ2.3m以上の位置に跳ね上げるように設計すると安全です。防音対策のために吸音ダクトや防音シートを使うこともありますが、工事費がかさむため事前見積もりが欠かせません。
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<tr><th>工事内容</th><th>費用目安</th></tr>
<tr><td>排水管増設・床かさ上げ</td><td>200,000〜350,000円</td></tr>
<tr><td>幹線引き直し・容量増設</td><td>250,000〜450,000円</td></tr>
<tr><td>乾燥機排気ダクト工事</td><td>150,000〜300,000円</td></tr>
</table>
よくある失敗は、「居抜き物件なら安くできる」と思い込んで設備調査を行わずに契約してしまうことです。排水管が詰まりやすく、電源が不足していた物件では、結局追加工事でスケルトンと同じくらいの費用がかかってしまったという例もあります。物件選びの段階で、図面と写真があれば大まかな判断ができるので、早めに相談することをおすすめします。
「この物件でコインランドリーは作れる?」「排水や電源に不安がある」など、図面や募集図面のURLだけでも相談可能です。名古屋エリアでの事例をもとに、設備面の注意点や概算費用の目安を無料でお伝えします。
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