大阪でクリニック開業する設備工事と保健所対策のリアル注意点
大阪でクリニック開業を考えるとき、多くの方がまず気にするのが立地や賃料ですが、実は一番大切なのは「保健所対応ができる物件かどうか」です。私は現場で、内装工事がほぼ完成してから「ここでは診療所認可が下りません」と言われた例も何度か見てきました。特に給排水、レントゲン室の遮蔽、待合室と診察室の動線、そして換気設備の位置が、医療特有の難しいポイントです。
クリニックの場合、給排水設備は一般の店舗と比べてかなり複雑になります。特に処置室や洗浄スペース、採血コーナーなど複数の水回りが必要になります。排水量が増えると配管の太さも75A〜100Aが必要になることもあり、床のかさ上げや天井配管の調整が発生します。そのとき注意しなければならないのが「勾配」と「音」。配管が長くなるほど排水が流れにくくなるため、床下に150mm以上の配管スペースを確保するケースもあります。
<div class="hos-info">
【医療設備工事で確認すべき5つの項目】
1. 給排水のルートと口径(75A以上は要注意)
2. 200V電源とレントゲン機器用専用回路
3. 診察室と待合室の動線区分(保健所必須)
4. 換気量・換気扇位置の設計
5. ドア幅・バリアフリー寸法(最低800mm)
</div>
特に大阪市の保健所は、処置室の広さ、洗浄スペースの区分、採光・換気の条件を細かく確認します。内装工事だけではなく、間仕切りの位置、給排水の計画、電源容量なども確認されるため、設計図の段階で相談を始めておくことが重要です。「図面を作った後に相談する」では遅く、場合によっては間取りのやり直しになることもあります。
また医療機器に必要な電源容量も軽く見られがちです。レントゲン/CT/内視鏡などは、専用の200V回路が必要で、機器設置後の電源工事依頼では遅いことが多いです。幹線サイズが足りず、幹線引き直し工事になったクリニックもあり、追加費用が40万円以上になったケースもあります。
<table class="cost-table">
<tr><th>工事内容</th><th>費用の目安</th></tr>
<tr><td>給排水増設・床かさ上げ</td><td>200,000〜380,000円</td></tr>
<tr><td>レントゲン室遮蔽工事</td><td>280,000〜600,000円</td></tr>
<tr><td>幹線引き直し・電源容量変更</td><td>300,000〜480,000円</td></tr>
</table>
最も大切なのは「物件契約前に工事可能かどうかチェックすること」。不動産会社は給排水や電源の話には詳しくないことも多いため、募集図面や現地の写真を送るだけでも早期に判断できます。無駄な工事費を減らすためにも、工事業者への相談は着工前ではなく「物件検討段階」が理想です。
「この物件でクリニックを作れる?」「レントゲン室の工事が可能か知りたい」など、図面や募集情報だけでも無料でチェック可能です。大阪エリアの豊富なクリニック施工事例からアドバイスできます。
▶ クリニック開業の工事相談を無料でしてみる


コメント