最終更新:2025-08-03
電気容量と配線の注意点|開業時に失敗しないための設計ポイント
フィットネスジムを開業する際に、意外と見落とされやすいのが電気容量と配線設計です。
内装工事が終わってから「ブレーカーが落ちる」「コンセントが足りない」というトラブルは珍しくありません。
開業前にしっかりと計画しておけば、余計な追加工事や予期せぬ費用を防げます。
1. ジムで電気容量が重要な理由
ジムでは複数の設備が同時に稼働する前提で設計を進めます。
特に空調・換気・ランニングマシンなど電力消費が大きい設備が多いため、容量不足になるとブレーカーが頻繁に落ちてしまい、営業に支障が出る可能性があります。
- ランニングマシン:1台あたり約1.5kW
- 空調設備:5〜10kW(台数によって変動)
- 照明・音響・PC類の累積負荷
特にトレーニングマシンは同時稼働を想定すると、思っている以上に大きな電力が必要です。
2. 電気容量の目安(坪数別)
導入する機器や面積によって必要容量は変わりますが、以下の数値が一般的な目安です。
特に20〜40坪のジムでは、空調の能力とマシンの台数により大きく前後します。
- 〜20坪:10〜20kVA
- 20〜30坪:20〜30kVA
- 30坪以上:30kVA以上推奨
迷った場合は、少し余裕を持たせた容量で契約しておくと安全です。
3. 配線設計で注意すべきポイント
配線計画では「現在の設備」だけではなく、将来の機器増設まで見据えた設計が必要です。
回路分けや配置を丁寧に設計しておくことで、後の工事費を大幅に抑えられます。
- トレーニングマシンは専用回路を基本にする
- 空調・照明・換気は用途ごとに回路を分けて安全性を高める
- 分電盤の容量と回路数を事前に確認
- メンテナンスしやすい配線ルートを確保
施工後に機器を追加すると、天井開口や配線引き直しで高額な追加費用が発生しがちです。
4. コンセントの配置と数
コンセントが足りないと延長コードを多用することになり、事故リスクが大幅に上昇します。
レイアウト図と照らし合わせながら、設備の配置に合わせて十分な数を確保しておくことが重要です。
- マシンごとに専用コンセントを確保
- 受付・事務・音響まわりも余裕を持って配置
- 壁・床下・天井コンセントを組み合わせて計画
特に24時間ジムでは、監視カメラや通信機器の電源も忘れずに検討しましょう。
チェックリスト
- ☑ 各機器の消費電力をリスト化した
- ☑ 必要容量(kVA)を事前に算出した
- ☑ 回路分けの方針を決めた
- ☑ 将来の機器増設を考慮した
- ☑ コンセント数に十分な余裕を持たせた
まずは無料相談(LINE or メール)
図面がなくても写真と寸法だけで大丈夫です。
最短で概算費用と工程の目安をお伝えします。
※必要に応じて施工パートナーを同席して進める場合があります。
よくある質問
- Q. 電気容量はどのくらい必要ですか?
- A. 30坪前後なら20〜30kVAが一般的です。設備構成により調整します。
- Q. 後から機器を増やす場合はどうすればいい?
- A. 事前に余裕を持った配線と容量設計をしておくことで、追加工事を最小限にできます。
- Q. コンセントが足りないと何が問題?
- A. 延長コードの多用で事故リスクが上がります。開業前の計画段階で十分な数を確保しましょう。
※記載内容は目安です。実際の仕様や費用は物件の条件や規模により異なります。掲載画像はイメージです。

コメント