飲食店の内装工事で失敗しないための5つのポイント|現場目線で徹底解説

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最終更新:2025-08-03

飲食店の内装工事で失敗しないための5つのポイント|現場目線で徹底解説

開業後に「ここ直せないじゃん…」と焦らないために。
飲食店の内装工事で特にミスが起こりやすい5つを、現場の経験から絞って解説します。
どれも先に押さえておけば、工事費もスケジュールも安定します。

飲食店の客席と厨房の導線が分かる内装イメージ

① 換気・空調の容量は「厨房基準」で設計する

飲食店の快適性は排気・給気のバランスで決まります。
厨房機器の発熱・排気量をベースに、客席の空調能力を上乗せして設計すると失敗が減ります。

  • フードの捕集率とダクト経路を早期確定(ビル側の合意も先に)
  • 給気口の位置が悪いと「ドアが重い/煙が逆流」などの不具合に直結
  • 夏場の厨房温度対策(補助空調・スポット空調)を想定

② 席数の最大化より「動線の短さ」を優先する

席数を詰め込むほど、配膳・下げの導線が長くなり、回転率が落ちがち。
通路幅60〜80cmと、レジ・ドリンク・厨房の位置関係を最短でつなぐ配置がコツです。

  • カウンターは「調理→提供」が短いぶんランチ帯に強い
  • テーブル席は奥側にまとめ、入口付近は回転重視の席構成に
  • ピーク時の動線を想定して“袋小路”を作らない
飲食店の動線最適化とカウンター席のレイアウト例

③ 電気容量・分電盤は「同時使用」で見積もる

グリドル・製氷機・食洗機・空調・照明・POS……。
使う可能性のある機器を同時使用で計算し、盤容量と回路を先に確定。ブレーカー落ち対策は初期設計が命です。

  • 機器リスト(消費電力/W)を作って設計に渡す
  • 専用回路が必要な機器を洗い出す(食洗・空調など)
  • バックヤードに将来用の空き回路を1〜2系統用意

④ 内装デザインは「照明とセット」で決める

仕上げ材だけ先に決めると、明るさ・色温度・演色性がチグハグになりがち。
2700〜3000K(暖色)×Ra90前後の照明で、料理の見栄えと居心地が両立します。

  • 席ごとに照度を変える(入り口は明るく、奥は少し落とす)
  • 看板メニュー・カウンターにスポットでフォーカス
  • 仕上げ材のテクスチャと反射を考慮して器具を選定
飲食店の照明設計と仕上げ材のバランス例

⑤ 工程表は「機器納期」と「申請タイミング」から逆算

厨房機器の納期遅れや、保健所・消防の申請タイミングで工期がズレるのは定番トラブル。
最初に納期・申請・検査を押さえ、工程表に反映しておくとブレません。

  • 図面確定 → 厨房・空調・電気機器の早期発注
  • 保健所・消防は事前相談 → 必要図書とチェック項目を先に共有
  • 開店前のスタッフ導線テスト(テープレイアウト)を実施

保存版チェックリスト

  • 厨房機器リスト(消費電力・排気量)を作成
  • 通路幅・導線・席配置をピーク時で検証
  • 電気容量・専用回路・盤計画の確定
  • 照明計画(色温度・演色性・照度バランス)
  • 申請・検査のスケジュールを工程表に反映

まずは無料相談(LINE or メール)

図面がなくても写真と寸法でOK。最短で概算と工程目安をお戻しします。

※紹介先の施工パートナーを同席して進める場合があります(事前にご案内します)。

よくある質問

Q. 工期はどのくらい見ておけばいい?
A. 20〜30坪で4〜6週間が目安。厨房機器の納期次第で前後します。
Q. 図面がなくても相談できる?
A. はい。写真・寸法・既存の配管位置が分かれば概算可能です。
Q. コストを抑えるコツは?
A. 居抜き活用/厨房優先の設計/早期発注(特に空調・厨房機器)の3点です。

※記事内の費用・工程は目安です。正式見積は現地調査のうえ提示します。掲載写真はイメージです。

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